朗読劇「ニュー・ルネッサンス・イン・パリ」を見に行きました!

2024年7月末、 東京・銀座で朗読劇を鑑賞してきました。 出演者に惹かれて、2022年から毎年観に行っている田尾下哲さんの脚本・演出によるシリーズです。

最初の年はフェルメールの絵画、次の年は モーツァルトの音楽がテーマでしたが、今年はルーブル美術館のガラスのピラミッドについてのお話だとか。

ちょうどオリンピックが開幕した時期だったので、パリと聞くだけで何だかワクワク。とっても楽しみな気持ちで当日を迎えました。

出演者は4名とコンパクトな舞台ですが、フランスのミッテラン大統領や建築家のイオ・ミン・ペイをはじめ13名もの人物が登場していたなんてすごい!!

購入した台本を見て、改めて驚いてしまいました!

これから朗読劇「ニュー・ルネッサンス・イン・パリ」の感想を、ストーリーのネタバレなしでお話します。少しの間、おつきあいください。

 


建築家 イオ・ミン・ペイ について
イオ・ミン・ペイ(1917〜2019)は中国(当時は中華民国)の広州で生まれ、アメリカで育った中国系アメリカ人です。アメリカで建築学の博士号を取得後ニューヨークで建築事務所を設立し、建築家として活動を開始しました。1989年に完成したルーブル美術館のピラミッドをはじめ、さまざまな国の建築物の設計に多数携わりました。


 

朗読劇の感想

 

この物語の題材となっている「ルーブル・ピラミッド」が完成したころ、わたしはもう成人していました。

実際に見聞きしたことのある出来事が題材になっている朗読劇をみたのは初めて。

役者のみなさんの演技がナチュラルでリアルだったこともあり、まるでドキュメンタリーを見ているようでした。

舞台を見に行ってこのような感覚になったことは初めて。とても新鮮でした。

状況をイメージさせるための簡単な映像が写し出される前で繰り広げられる、4名のキャストの声の演技に圧倒されっぱなし!

声だけでそれぞれのキャラクターがどんな人物か推察できること。また、声だけでその人の感情や表情が脳内に浮かぶことに改めて気づきました。

演じている方々の個々のイメージをすっかり忘れ、徐々に物語の世界に没頭していったのは、みなさんの熱のこもった演技と洗練された演出があったかもしれません。

さいごに

この文章を書いていて、改めて作品の魅力に気づいたように感じています。

もし来年も開催されたら、ぜひ観に行きたいと思います。どんなお話が観られるのか楽しみにしています!

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