声優・諏訪部順一さんを好きになったきっかけ 6つの作品と5つの魅力とは?
これからわたしがいま一番好きな声優、諏訪部順一さんについてお話します!ファンになったのは2018年頃。余韻が心地よい低音ボイスは、いつまでもわたしの耳に残り心を揺らし続けます。
しかしわたしが好きなのは、諏訪部さんの声だけではありません。ここからはわたしが感じている諏訪部さんの魅力をお話します。
わたしを諏訪部さんのファンへと導いた6つの作品をご紹介しながら進めていきます!
※以下、作品のネタバレがあります。ご注意ください。
1.『ユーリ!!!on Ice』
『ユーリ!!!on Ice』はフィギュアスケートの世界が舞台の作品。わたしがさまざまなアニメ作品にハマるきっかけになった作品です。
このアニメを初めてみたのは2017年の初頭のこと。映像がとても美しい作品。番組の冒頭から再現度の高いスケートシーンに引き込まれてしまいました。そしてあっという間にこの作品のファンになりました。
劇中音楽のCDや関連書籍も購入。2017年11月に行われたイベント「ユーリ!!!on CONCERT」にもひとりで参加するほど夢中に!
諏訪部さんが声を担当しているのは、ヴィクトル・ニキフォロフ。主人公、勝生勇利(かつき ゆうり)の憧れの人です。
ビクトルはミステリアスなところが魅力のキャラクター。捉えどころのないヴィクトルの本当の気持ちが知りたくて気になって。もっとヴィクトルのことが知りたいという気持ちが最後まで残りました。
同時にその声を演じる諏訪部さんのことも気になるようになりました。
2.『トッケビ 君がくれた愛しい日々』
わたしは以前から韓国ドラマが大好き。ドラマをみるときは俳優さん自身の声が聞きたくて。吹き替え作品であっても韓国語音声、日本語字幕で楽しんでいました。
『トッケビ』は時をこえた愛の物語。2018年4月、わたしはこの作品を日本語字幕で視聴しました。
そのすぐ後でしょうか。偶然地上波で日本語吹き替え版の『トッケビ』をみました。すると主人公のキム・シンが聞いたことのある声でしゃべっています。
「もしかして諏訪部さん?」と思いましたが、自信がありません。それを確かめたくて声の出演が紹介される最後まで、みてしましました。
大好きな作品の主人公の声を諏訪部さんが演じているとわかって、とてもうれしかったです!
このあと『トッケビ』を日本語吹き替えでもう一度みることにしました。諏訪部さんの声でもう一度作品を楽しみたいと思ったからです。そのときわたしは、いつの間にか諏訪部さんの声が好きになっていたことに気づきます。
3.『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』は日本と台湾合作の人形劇。かつて魔族との戦いで用いられた武器を収蔵した「魔剣目録」を巡り繰り広げられる武侠アクション。2016年7月にテレビシリーズ1期が放送されています。
この作品で諏訪部さんはダブル主人公のひとり、殤不患(しょうふかん)の声を担当しています。
殤不患は1期の最終話で本領発揮!最高にかっこいいところをみせてくれます。でもまだこの時は殤不患に夢中になることはありませんでした。2018年10月から始まった2期では殤不患は冒頭からピンチにおちいります。
ハラハラでドキドキな展開を追いかけているうちに、わたしは次第に殤不患のキャラクターに強く惹かれていきます。
もともと剣客ものが好きなわたし……。大好きな諏訪部さんの声で演じられている殤不患が好きになったのは必然だったのかもしれません。
諏訪部さんの魅力① 声優のお仕事!
諏訪部順一さんの魅力を感じるのは、もちろん声優としてのお仕事にふれるとき。
演じるキャラクターは「すらりとしたイケメン」から「人生経験を重ねたおじさま」まで。無敵のヒーローを演じたかと思えば、最強で最悪の敵を演じることも……。ここでは紹介しきれないほど、たくさんのキャラクターの声を担当しています。
どのキャラクターも個性豊かに、愛情を込めて演じられているように感じています。ご自分が演じたキャラクターをとても大切にしている諏訪部さん。そのことはTwitterをみて知りました。
アニメやゲームの他に海外ドラマや外国映画など吹き替えも数多く担当しています。
2021年12月には『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が公開されます。諏訪部さんはトム・ハーディが演じるエディ・ブロックの声を吹き替えています。
新しい作品をみるたびに諏訪部さんの新たな魅力を発見しています。つねに進化を続ける諏訪部さんから目がはなせません!!
4.『&CAST!!!アワー ラブナイツ!』
こうして諏訪部さんの声と諏訪部さんの演じるキャラクターが好きになったわたし。2018年12月から聴いたのが文化放送の『&CAST!!!アワー ラブナイツ!』でした。
この番組はラジオ番組なのですが、専用のアプリをダウンロードするとスタジオからの映像も見ることができました。
毎回季節や行事などに合わせた衣装で登場する諏訪部さんを見るのが楽しみ!30分にわたるフリートークでは時事ネタや趣味のお話が聴けました。しかし残念ながら『&CAST!!!アワー ラブナイツ!』は2020年3月に終了してしまいました。
諏訪部さん出演のラジオ番組はその他に、ラジオ関西で放送中の『ロンハールーム』。 HAKUNA Liveで生配信している『諏訪部順一の週刊オジサーチ』などがあります。
諏訪部さんの魅力② 博識で多趣味!
ラジオ番組を聴いて諏訪部さんが博識であることを知りました。番組内でのフリーリークでも話題が豊富。わたしは諏訪部さんとはほぼ同世代なので懐かしいチョット昔のお話が聞けることも楽しみです。
またさまざまな趣味のお話やお仕事への姿勢などもうかがいました。そしてほんの少しですが諏訪部さんの素顔を垣間見ることができたように思います。
そしてますます諏訪部さんが大好きになりました。
諏訪部さんの魅力③ 歌がうまい!
諏訪部さんは歌もお上手なんです!『ラブナイツ』のなかで、藤井フミヤさんの「TRUE LOVE」を披露してくれたことがあります。ラジオからすてきな歌声が聞こえてきて、とてもうれしかったです!
少し前から、諏訪部さんが数多くのアニメのキャラクターソングを歌っていること。「フェロ☆メン」というユニットでCDを出していることも知っていました。しかし、諏訪部さん個人の歌を聴いたのはこれが初めてでした。
2021年12月には諏訪部さん自身が選んだ好きな曲をカバーしたミニアルバム「woven songs」が発売されます。CDにはなんと「TRUE LOVE」も収録されているのです!ファンにはうれしい1枚です。
5.『Chèvre Note~シェーヴルノート~』
音楽朗読劇『Chèvre Note~シェーヴルノート~』は音楽朗読劇の第一人者、藤沢文翁(ふじさわぶんおう)さんが手がける朗読劇。
2019年1月、諏訪部さんが出演するこの舞台を初めてみにいきます。普段画面越しに見ている声優さんたちの演技を生でみることができて本当に幸せでした。
諏訪部さんが演じるのはリッシュモン大元帥。15世紀のフランス軍司令官です。ストーリーの鍵を握る人物で、後半主人公たちを追い詰めます。そのときの豹変(ひょうへん)ぶりが実に見事!諏訪部さんの迫真の演技にひきこまれすっかり心を奪われてしました。
この日の感動が忘れられず、その後諏訪部さんが出演している朗読劇を次から次へとみました。
まずはDVDやCDになっているものを観賞。その後は新作が上演されれば配信で、または可能なかぎり会場まで足を運んで観劇しています。
諏訪部さんの魅力④ 朗読劇での活躍!
諏訪部さんは藤沢文翁さんの音楽朗読劇に数多く出演されています。舞台の演技ではアニメや映画と違い映像がないので、より豊かな表現力が求められているように感じています。
舞台上の諏訪部さんはいつも全身全霊でキャラクターの心情を表現しています。その気迫がみているわたしにもビシビシと伝わってきます。ほんとうにカッコいいです!!
そんな諏訪部さんの表情豊かな演技をみるのが大好きです。2021年12月『Chèvre Note~シェーヴルノート~』は再演がきまっています。
音楽朗読劇の舞台に立つ諏訪部さんをこれからも応援していきたいと思います。
6. 国立西洋美術館・音声ガイド『ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代』
2019年1月。わたしは諏訪部さんのTwitterをフォローします。その時に知ったのが、達筆なこと。そして展覧会の音声ガイドを担当する事です。
わたしは美術館や博物館めぐりが趣味ですが、音声ガイドは使ったことがありませんでした。しかしどうしても諏訪部さんの音声ガイドが聞きたい!と思い、2019年4月『ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代』の展示会を見るため、国立国立西洋美術館へ。
まずは入り口で機器を受け取って装着。つぎに展示物の前に掲示してある番号を入力。すると聞こえてくる諏訪部さんの声!静かにゆっくりと語りかけるような解説は、わかりやすく聞きやすい。そしてなにより心地がいい!
いつまでも聞いていたいけど、ここから出たら機器を返さなくてはいけない……。わたしは名残惜しくなって、出口付近の展示物の解説を何度も繰り返して聞いてしまいました!
音声ガイドは初めてでしたが、耳からの情報は掲示物による文字の情報よりも、より深く理解できたと感じました。
わたしはこれ以降、ほかの美術館や博物館に行っても音声ガイドを利用するようになりました。
諏訪部さんの魅力⑤ 心まで届くナレーション!
諏訪部さんはデビュー当時はおもにナレーションのお仕事をしていたそうです。音声ガイドが聞きやすいことも、うなづけます。今でも数多くの番組やCMでナレーションを担当しています。
番組や商品の内容によって、声の表現を使い分けているところが印象的です。伝えたいメッセージがまっすぐ心まで届いてくるなと感じています。
最近わたしが一番気に入っているのは、2021年NHKで放送された「生中継 闇と炎の秘儀 お水取り 〜奈良・東大寺修二会〜」とその関連番組でのナレーション。
歴史的にも貴重な映像。おごそかな雰囲気に諏訪部さんの落ち着いた声が重なって、儀式の緊迫感がより一層伝わってきました。
まとめ
・ここまでわたしを諏訪部さんのファンへと導いた6作品をご紹介。いろいろなお仕事から見えてくる、諏訪部さんの多彩な魅力をお話ししました。
・そこからはわたしが徐々に諏訪部さんに惹(ひ)かれていくようすを振り返ることができました。
・そして諏訪部さんとの出会いがわたしのそれまでの価値観をかえてしまったこともわかりました。
わたしはこれからも諏訪部順一さんを応援していきたいと思います!