【2025.11公演 感想】音楽朗読劇READING HIGH『ONE〜The last of 新選組 』で感じた4つの”びっくり”とは!

2025年11月30日、神奈川の相模女子大学グリーンホールで行われた音楽朗読劇READING HIGH『ONE〜The last of 新選組 』の昼公演を観に行きました。
その感想を「びっくり」をキーワードに結末のネタバレなしでお話したいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
なお、こちらの記事では舞台に関するX(旧Twitter)のポストをいくつか引用させていただきました。ご理解いただけますと幸いです。
音と光で場面転換!出演者の演技にびっくり!

もう何度もREADING HIGHシリーズを観ているので、声優の皆さんの演技力は十分わかっているのですが、今回はとくに場面転換が見事だなと思いました。
「バン!」という効果音と上下左右に動く照明をきっかけに、シーンが現在から過去、また過去から現在へと変わります。それに合わせて役者も声色だけで瞬時に時代を行き来できることに本当に驚きました。
仲間を失った悲しみで自暴自棄になっている斎藤一(演:諏訪部順一さん)は、過去では仲間とともに戦うはつらつとした姿に。
沖田総司の姉であるみつ(演:沢城みゆきさん)は、過去では沖田総司となって爽やかに登場します。
過去では頼もしい土方歳三(演:中村悠一さん)の姿も健在。京都の治安を守る新選組の活躍が鮮やかに蘇ります。
現在と過去を何度も往復しながら展開するストーリーが見どころのひとつです。
身体に響く衝撃音にびっくり!
物語のはじまりは明治9年。政府の官僚である坂本直(演:梶裕貴さん)と陸奥宗光(演:東地宏樹さん)が斎藤一と沖田みつに出会うところから始まります。
蝦夷地に現れたと噂される土方歳三率いる新選組。それが本物かを確かめるために斎藤一と沖田みつに協力を求めたのです。
やがて4人は横浜から船に乗り函館に向かいます。そして函館の宿泊先で突然何者かの襲撃に遭うのですが…..。
その場面で会場に鳴り響く轟音にびっくり!身体に「ズシン」と響く感じ。続いて爆風で髪の毛がふわっと浮いたような不思議な感覚にも襲われたのです。
READING HIGHシリーズは以前から派手な特効が特徴。しかし、最近はそれを強く感じることが少ないなと思っていたところでした。
もしかしたら、ちょっとのことでは刺激を感じなくなってしまっていたのかもしれません。
そこへこの衝撃!久しぶりにあじわう感覚に思わずワクワクしてしまいました。
あとでSNSを確認するとこのような投稿が……。やはり特別な演出だったんですね。
心揺さぶる音楽にびっくり!
READING HIGHシリーズでは音楽の生演奏とともにストーリーが進んでいきます。
今回とくに心に響いたのは和太鼓の音。
「ドンドン」という太鼓の音が胸の鼓動に聞こえる瞬間があり、それがキャラクターの心情を表しているようにも感じました。
また劇中で流れる曲には日本語の歌詞がついていました。初めて聴いてすべてを理解することはできませんでしたが、直感的に「鎮魂歌だ!」と思いました。
あとでSNSで投稿されていた歌詞を読んで納得!もう一度じっくりと味わってみたいです。
大量の桜にびっくり!
最後に忘れられない驚きをもうひとつ。はじめのシーンで降ってきた、ものすごい量の桜の花びらにびっくりしました!
ステージ上から演者のいない隙間をねらって、ドサッと落ちてきたのです……。
後日投稿されたXを見てさらに驚きました!
終演後、客席の通路にあった花びらをひとひら拾って帰りました。よい思い出になりました。
さいごに

ここまで、音楽朗読劇READING HIGH『ONE〜The last of 新選組 』で感じた4つの「びっくり」を感想を交えてお伝えしました。
公演の詳細はこちらから。千穐楽の配信もおこなっているようなのでぜひご覧ください。

