【鬼滅の刃 】不覚にもハマってしまった!遊郭編が面白い3つの理由とは?

老若男女に大人気のテレビアニメ「鬼滅の刃」。じつはわたしは一度みることを辞めてしまったことがある。第1話の内容があまりに残酷で悲しすぎたからだ。

しかし世間の「鬼滅ブーム」におされて再度視聴を始めた。ひたすらに妹を思い戦う炭治郎。敵である鬼たちにも悲しい過去があることなど、胸が熱くなり、涙があふれるような展開がつづく。しかしどうしてだか、まわりが大騒ぎするほど夢中になれない自分がいた。

大好きというわけではないが、避けているわけでもない。むしろ、これから物語がどうなるかは気になるわけで。わたしは「無限列車編」のテレビ放映につづいて始まる「遊郭編」をみることにした。

いままでどおりのテンションで、テレビの前へ。しかしわたしは不覚にも「遊郭編」にハマってしまった!これからその理由を3つ紹介する。

 

主題歌にハマった!

遊郭編の第1話。主題歌が流れてビックリした。わたしが今まで聴いてきたAimer(エメ)の楽曲とはまったく違っていたからだ。Aimerは近年わたしが好きなアーティストのひとり。個性的な歌声や、感情を絞り出すような歌い方にひかれている。

今までわたしが聴いてきたAimerの曲は「茜さす」「I beg you」などすべてバラード調。しかしこんなアップテンポでリズミカルなAimerの曲に触れたのは初めて!

曲のテンポが変っても、Aimerの魅力はそのまま。楽曲に合わせて流れるアニメーションもカッコいい!!わたしはまたたく間に「残響散歌(ざんきょうさんか)」のファンになってしまった!!

サブスクで聴けるようになったタイミングでダウンロード。毎日聴いている。エンディングテーマの「朝が来る」も、もちろんお気に入り。2曲合わせて、やる気の出ない時にわたしの心を奮い立たせてくれる大切な楽曲になっている。

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音柱・宇髄天元にハマった!

宇髄天元(うずい てんげん)が第1話の最後に登場したときのわたしの印象は、「なんて強引な人なんだ!」。しかし気がついたら「カッコいい」とテレビに向かってつぶやいていた。なぜだろう?

大きな身体。筋肉が盛り上がった上腕。発言はハッキリとしていて迷いがない。武骨そうにみえるがじつは繊細。3人の妻への接し方から、包容力があることもわかる。

2本の大きな包丁のような日輪刀を持ち、鬼の懐(ふところ)に突撃していく。火薬をつかう戦いっぷりも好き。そんな天元の戦闘シーンから目が離せない!もと忍(しのび)であるがゆえに”派手好き”なんて設定にもひかれてしまう。

うん、こういう人、好きなんだよな。わたし。とにかく大好きなキャラクターが出現したことで「鬼滅の刃」にハマってしまったのである。

 

堕姫、妓夫太郎にハマった!

「遊郭編」で炭治郎たちの前に立ちはだかる鬼は、花魁(おいらん)に化けて遊郭に潜んでいた堕姫(だき)。妖艶で気位が高く、傲慢(ごうまん)。しかし子どものようにかわいらしい一面も。

天元に首を落とされたとき、しばらくは天元に恨み言を言っていたが、そのうち態度は一変、自分の首を膝に乗せたまま大声を上げて泣き始める。その姿がだだをこねているようで。なんともいとおしくなってしまった。戦っているときの高飛車な態度とのギャップにすっかりハマってしまった!

そんな堕姫が「お兄ちゃん~!」と叫んだとたん、背中から現れたのが妓夫太郎(ぎゅうたろう)。妓夫太郎は泣きじゃくる堕姫の首をくっつけると頭をなでなががらなだめている。なるほど、ふたりはきょうだい。「ふたりでひとつの鬼」なのだ。

妓夫太郎は人間だった時に人格を否定されて育ったせいか、嫉妬心がつよい。恵まれた容姿をもつ天元にも恨み言をいう。その「いいよなあ~」のような独特の言い回しが耳に残って離れない。

堕姫をはるかに上回る強さをもち、猛毒を含む血鎌を使う攻撃は本当に憎らしい。でもそのくせの強さは逆に”くせになる”。日常でも妓夫太郎の口調をまねしてしまうほどハマってしまった。

このきょうだい、本当におもしろい!!

 

まとめ

よもや、よもや思いもよらず、今更ながら「鬼滅の刃」にハマってしまった理由は3つ。

①主題歌「残響散歌(ざんきょうさんか)」のファンになってしまったこと。

②宇髄天元(うずい てんげん)という大好きなキャラクターが出現したこと。

③堕姫(だき)、妓夫太郎(ぎゅうたろう)きょうだいの個性にひかれたこと。

とくに堕姫と妓夫太郎の境遇は哀れに思った。不運なめぐりあわせでふたりとも鬼になったが、愛に恵まれなかったふたりの愛情に心を震わせた。

首だけになって罵り合っていても、互いを大切に思っていたはず。炭治郎と禰豆子とは立場が違うけれども、同じような関係だったかな。

堕姫と妓夫太郎を見送りながら炭治郎と禰豆子がみせた寂しそうな表情がそれを物語っていたように思う。

 

鬼滅ファンのみなさま。遅ればせながら、わたしもみなさんの仲間いりをさせていただきます。これからもアニメ「鬼滅の刃」を楽しみたいと思います!

 

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