YOASOBI『群青』の歌詞に共感したWebライターが『ブルーピリオド』を見てみたら?
さあ、これから何かを始めよう!と気合いをいれる時、わたしは必ず音楽を鳴らす。
始める作業によっても選ぶ曲は変わってくる。その日の気分で聴く曲はさまざまだ。わたしは音楽を聴きながらのほうが作業が進む。集中力も続く。仕事がはかどり、気持ちがいい。
そんなある日、YOASOBIの『群青』を聴いた。思わず作業をする手が止まってしまった。ある歌詞がその日のわたしの気持ちを、まるごと写しているように思えたからだ。
これからその日のこと。そしてその後のことをお話しようと思う。
※ここからはYOASOBIの楽曲『群青』(作詞・作曲Ayase)の歌詞を一部引用しながら書きすすめる。ご了承ください。
1.ドキリとした 涙がにじんだ
ライティング技術の向上を目指し、講座を受けていた頃。わたしは音楽配信サービスが選んだ曲をランダム再生させながら、文章を書いていた。
ある瞬間、わたしは頭に割り込んできた言葉にドキリとした。
ほら何回でも
積み上げてきたことが武器になる
わたしの目に、涙がにじんだ。
はっきり言って、この講座はわたしにとってハードだった。仕事や家事をしながら課題を期日までに提出なんて、本当にきつい。
講座の後に控えた検定受験にも不安があったし、やめたい!と思っているときだった。でも、この歌の歌詞に勇気をもらった!毎日課題を真面目にこなしていれば、良い結果が出るかもしれない。
諦めないで頑張ろうと思った。
2.前を見よう 続けていこう
文章をかくことは、以前から好きだった。ある時Webライターというものを知り、本気で取り組もうと決めた。しかし不安でいっぱいだった。
手が空いた時に、改めて『群青』をはじめから聴いてみた。すると、つぎつぎとわたしの心を揺さぶるフレーズが飛び込んできた。
好きなことを続けること
それは「楽しい」だけじゃない
楽しいことばかりではない。苦しいことも、うまくいかないこともあるだろう。でもわたしは諦めず前に進むたい。少しずつでもいいから!
僕にしかできないことはなんだ
わたしも独自性のある文章を目指し頑張ろう!そう思った。
3.『ブルーピリオド』に出会う なるほど!と思う
わたしはこの後、YOASOBIの『群青』が2020年に菓子メーカーのCMに提供された曲であったことを知る。そしてそのCMはマンガ『ブルーピリオド』とのコラボレーションで作られたものであることも。
そして最近、アニメ化された『ブルーピリオド』をみることができた。するとそれまではわからなかった歌詞の意味が、わかるようになった。
嗚呼、いつもの様に
過ぎる日々にあくびが出る
から
そんなもんさ これでいい
までの冒頭のフレーズは、将来に目標が持てず悶々(もんもん)とする主人公の気持ちだとわかった。
感じたままに描く
から
本当の自分 出会えた気がしたんだ
までのはじめのサビで、主人公は大好きなことを見つけたのだ。
その後の歌詞では、主人公がつまずきながらも諦めず、目標に向かっていく様子がえがかれている。なるほど!と思った。
『ブルーピリオド』をみて、改めて思った。わたしは主人公のように若くはない。でも好きなことを諦めず続けていこう!胸を張って!!
4.まとめ
YOASOBIの『群青』はわたしが追い詰められていた時に、助けてくれた楽曲だ。共感できる歌詞に、思わず感情移入してしまった。
わたしは何とかライティングの講座を乗りきった。そして無事、資格検定に合格することができた。
まわりの人の手助けもあった。さまざまな人からの励ましもあった。そしてこの楽曲の支えもあったからだと思う。本当にうれしかった。
最近アニメ化された『ブルーピリオド』をみた。作品にリンクした『群青』の歌詞がより心に響く。わたしにとってはアニメの内容も共感するところが多かった。
YOASOBIの『群青』と、山口つばさ原作の『ブルーピリオド』。どちらもわたしにとっては、好きなことを続けていく勇気をもらった作品だ。
わたしはこのふたつの作品を、これからも大切にしていきたい。